ランカスターにある動物シェルター施設(日本で言う保健所のような所)に入っていた「エディ」は、いよいよ殺処分になるというその直前の1時間前、見るに見かねたブロウィンさんが、「私が飼う!!」という強い決意のもとに連れて帰ってきたメスの犬。
引き取ってきたものの、エディはブルブルとふるえ、おびえた状態がおさまらない。そこで、同じような境遇にいた犬たちの心を次々と開いてきた獣医、エラドさんに電話をし、エディと一緒に彼の病院を訪ねたんだ。
最初エディーは、おもらししてしまうほど興奮し恐怖におびえていた。部屋の隅からリードをつかってひっぱりだし、すぐさまひざの上に乗せた。するとどうだろう。ひざの上に乗ったとたん、エディは今まで緊張していた心が解き放たれ、まるで母の胸で眠っていたころのように、穏やかで安心した様子をみせはじめたんだ。
エディはみるみる打ち解け、伸び放題で毛玉だらけだった毛の手入れも受け入れてくれた。
一度は人間に対し、心を閉ざしてしまったエディだけど、暖かい人間の手とぬくもりに触れ、再びまた、人間を信じることに決めたみたいなんだ。
映像の最後に獣医さんからこんなメッセージが入っていたよ。
"シェルター(保健所)では、きっと全てが恐ろしく感じられたことだろう。特にエディのような4キロしかない小さい子にとっては。
もし保健所にいくようなことがあったら、こんな子たちを放置しないであげてほしい。 全てのエディーのような犬は愛が伝わる「だっこ」を必要としているんだ。"
苦しくも泣いてしまったのは私だけでしょうか
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